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RSウイルスワクチン(アブリスボ筋注用)接種開始いたします

患者さん

RSウイルスワクチン(アブリスボ筋注用)接種開始いたします

RSウイルスワクチン(商品名:アブリスボ)の自費接種を開始いたします。
対象となる方は
・ご妊娠中の方(妊娠24~36週の方 ※妊娠28~36週の接種が望ましい)
・60歳以上の方
となります。

金額は、33,000円(税込)となります。

RSウイルスは肺および呼吸器に影響を及ぼす一般的な感染性ウイルスです。
【ご妊娠中の方】
生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児がRSウイルスに少なくとも1度は感染するとされています。発熱・鼻汁などの比較的軽い症状のこともありますが、生後6か月以内の初回感染時には重症化しやすく、入院となる場合もあります。
妊娠中にRSウイルスワクチンを接種すると、母体内で抗体が作られ、その抗体が胎盤を介して児へ移行することで、児もRSウイルスに対する免疫を獲得することができるようになります。予防効果は、感染に対しては約50%、重症化に対しては約80%とされております。
詳細はこちらもご確認ください。

【60歳以上の方】

RSウイルスは60歳以上の成人でも呼吸器感染症の主な原因のひとつとして、呼吸器系に影響を与え、重篤な転帰となる可能性があり、RSウイルス感染症は慢性閉塞性肺疾患(COPD)やうっ血性心不全などの慢性疾患を悪化させることが報告されています。最近の研究によると、RSウイルスは先進国の60歳以上の成人において年間約470,000例の入院と約33,000例の死亡原因とされ、日本では約63,000例の入院と約4,500例の死亡原因と推定されています


接種はご予約が必要です。ご希望の方はお申し出ください。