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Internal medicine

内科

内科

病気や軽いけがをしたときに最初にかかる
幅広く治療を行う診療科です。

当院の特徴は総合内科専門医、プライマリケア認定医の資格を持つ医師がおり、幅広い知識で患者様のあらゆる相談に対応できます。また、より高度な専門的治療や検査が必要と判断された際には、連携病院に紹介することも可能です。

内科とは
病気や軽いけがをしたときに最初にかかる幅広く治療を行う診療科です。

当院の特徴は総合内科専門医、プライマリケア認定医の資格を持つ医師がおり、幅広い知識で患者様のあらゆる相談に対応できます。また、より高度な専門的治療や検査が必要と判断された際には、連携病院に紹介することも可能です。

病気としては高血圧、糖尿病、高脂血症(脂質異常症)などの一般的な内科疾患から、風邪や肺炎などの呼吸器疾患、不整脈や胸痛などの循環器疾患、嘔吐や下痢などの消化器疾患、関節リウマチなどの膠原病などを診察治療を行っています。

代表的な症状・疾患
高血圧症

複数回の各来院時に座位で測定された血圧が、常に最高血圧140mmHg以上、あるいは最低血圧90mmHg以上である状態を高血圧と定義しています。

現在の基準では、正常血圧は最高血圧が120mmHg未満、かつ最低血圧が80mmHg未満とされています。120~139/80~89mmHgは高血圧前状態と定義されています。高血圧症の80~90%は原因を特定することはできないと言われています。

いくつかの原因が重なりあって血圧が高くなるケースがほとんどだからです。これまでに、生活習慣と遺伝が高血圧と深く関わっていることがわかっています。また、この他に、加齢による血管の老化、ストレス、過労、肥満などが原因として考えられています。

一方、高血圧症の10~20%で原因を特定できる高血圧もあります。これには腎炎などが原因になる腎性高血圧症や、原発性アルドステロン症が原因になる内分泌性高血圧症があります。

このような原因のわかる高血圧については、原因を取り除くことで血圧を下げることができます。

脂質異常症(高脂血症)

血中のコレステロールやトリグリセリド(中性脂肪)が増加する状態を高脂血症といいます。高脂血症は動脈硬化の原因となりますが、血中のコレステロールには善玉コレステロールといわれるHDLというリポ蛋白に運ばれているものがあります。

このコレステロールは少ないほう(すなわち低HDLコレステロール血症)が動脈硬化を起こしやすいので、高脂血症という病名は不適切ではないかと以前からいわれていました。

そこで、日本動脈硬化学会では2007年から低HDLコレステロール血症を含めた血中脂質の異常を、脂質異常症と変更しました。

高LDLコレステロール血症とは、LDL(悪玉)コレステロール値が140mg/dl以上、低HDLコレステロール血症とは、HDL(善玉)コレステロール値が40mg/dl未満、高トリグリセライド血症(高中性脂肪血症)とは、トリグリセライド値が150mg/dl以上で脂質異常症と診断されます。

また最近、診断の目安として「LH比」も重視されています。LH比とは、「LDLコレステロール値÷HDLコレステロール値」のこと。たとえばLDLコレステロール値135mg/dl、HDLコレステロール値45mg/dlの場合、「135÷45=3」でLH比は3.0となります。

LDLコレステロール値が正常であっても、HDLコレステロール値が低いと心筋梗塞を起こす例が多いため、予防には両方のバランスを示す数値(LH比)が参考となります。LH比が2.5以上だと動脈硬化や血栓のリスクが高いため、「ほかの病気がない場合は2.0以下に」、「高血圧や糖尿病がある場合、あるいは心筋梗塞などの病歴がある場合には1.5以下に」を目安とする病院が増えています。

糖尿病

食事から吸収された糖分が、インシュリンとともに十分細胞内に吸収されず、血液中に残ってしまい高血糖となってしまう疾患です。

肥満などにより細胞への取り込みが悪い状況や病気によりインシュリンが十分出ない状態によって発症します。具体的には、採血で朝食前血糖値126mg/dl以上または、または食後血糖値200mg/dl以上、またHbA1c 6.5%以上の場合も、糖尿病の疑いがありますので、詳しい検査が必要です。

検査
  • レントゲン撮影検査
  • 心電図検査
  • 採血検査
  • 尿検査
治療
高血圧症

血圧上昇しているだけで、すぐに内服治療は行いません。採血で内臓の疾患で高血圧になっている可能性や病院に来ているために起こる白衣高血圧などを否定するために自宅での血圧測定を行ってから内服を検討します。
血圧を下げる降圧薬にはさまざまな種類があり、採血結果や血圧手帳の状態を見て、内服する薬の種類、時間帯を決定してから治療を行います。

脂質異常症(高脂血症)

普通、血液検査値の基準値はみんな同じですが、脂質異常症の治療目標は、一人ひとり違います。
心筋梗塞や狭心症をすでに起こしてしまって治療中の方や、糖尿病や高血圧、喫煙などの他の動脈硬化を進めやすい環境にある方は、より低いLDLコレステロールを目指さねばなりません。
日本動脈硬化学会のガイドラインにはこれらのリスクに応じた目標値が決められています。

動脈硬化のリスクは

(1)年齢(男性45歳以上、女性55歳以上) (2)高血圧 (3)糖尿病 (4)喫煙 (5)家族の冠動脈疾患既往歴 (6)低HDLコレステロール血症(HDLコレステロール<40mg/dl)

の項目のうちいくつ当てはまるかで決定します。たくさん当てはまる人はリスクの高い人になります。

治療には運動療法や食事療法をまず行いますが、治療効果が芳しくないときは、以下のような内服治療を行います。

1.HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)

肝臓でのコレステロール合成を抑え、LDLコレステロールを強力に低下させ、中性脂肪も低下させます。

2.陰イオン交換樹脂(レジン)

腸内でコレステロールが豊富な胆汁酸と結合して、コレステロールを便中に排泄させ、低下させます。

3.小腸コレステロールトランスポーター阻害薬(エゼチミブ)

腸内でコレステロールが豊富な胆汁酸の再吸収を抑制することにより、コレステロールを低下させます。

4.フィブラート系

主に肝臓で中性脂肪が作られるのを抑える薬です。LDLコレステロール値を低下させたり、HDLコレステロール値を上昇させたりする効果もあります。

5.プロブコール

LDLコレステロールを胆汁酸として排出させたり、LDLコレステロールの酸化を抑えたりして、動脈硬化を予防する働きがあります。

6.ニコチン酸系

ビタミンの一種で、肝臓で中性脂肪が作られるのを抑えます。また、HDLコレステロール値を上昇させる効果もあります。

7.EPA(エイコサペンタエン酸)

青魚に含まれる成分(不飽和脂肪酸)から作られた薬で、中性脂肪値を下げる効果があります。また、血液をサラサラにする効果もあります。

糖尿病

糖尿病の治療も初期であれば、運動療法や食事療法だけで治すことも可能です。
しかし、食事や運動が守れない状態が続いた場合、内服治療を検討します。
糖尿病の治療と言えば、インシュリン注射を思い浮かべる方も多いとは思いますが、多くの方は内服治療でコントロール可能です。内服治療にはさまざまあり、血糖の状態、HbA1cなどを検討し、選択していきます。

Neurology

神経内科

神経内科

脳や脊髄、神経、筋肉に関係する疾患を治療する診療科です。

神経内科とは
具体的には
運動の異常

体を動かしにくい、力が入りにくい、勝手に手足や体が動く、震える、筋肉がぴくつく、飲み込みにくい、むせる、吊る、つっぱる

感覚の異常

しびれ、痛み、ものが二重に見える、匂いや味覚がおかしい

バランスの異常

めまい、ふらつき、まっすぐ歩けない、転倒する

高次機能の異常

ものわすれ、意識障害、幻覚・幻聴がする

当院の特徴は神経内科専門医の資格を持つ医師がおり、神経・筋疾患に関する専門的診察、治療を受けることができます。また、MRI、SPECT、筋電図、脳波などの高度な検査が必要と判断された場合は、連携医療機関に紹介し検査することも可能です。

代表的な症状・疾患
  • 脳血管性障害(脳出血、脳梗塞)
  • パーキンソン関連疾患(パーキンソン病、進行性核上性麻痺、多系統萎縮症など)
  • 運動神経変性疾患(筋萎縮性側索硬化症(ALS)、脊髄性進行性筋萎縮症、進行性球麻痺など)
  • 認知症(アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症など)
  • てんかん
  • 頭痛
  • 神経難病
検査
神経学的検査

専門的な神経学的診察により、病気の部位を特定し、病気の鑑別を行います。
CT、MRI、SPECT、MIBG、筋電図、脳波などの高度な診断機器は近隣の病院で検査を受けて頂き、結果から診断を行います。

治療
内服治療

多くの疾患は内服治療のみで対応します。疾患ごとに内服が異なりますのでご相談ください。

皮下注射治療

インターフェロン、イミグラン、アポカイン

点滴治療

ラジカット治療、ガンマグロブリン大量療法、ステロイドパルス療法など

Dermatology

皮膚科

皮膚科

人の皮膚に起こる、さまざまな異常を治療する外来です。

手足、顔、身体から耳、鼻、口の中まで器具を使わずに肉眼で見える範囲が診察対象となります。

代表的な症状・疾患
  • アトピー性皮膚炎
  • 乾燥性皮膚炎
  • 虫刺され
  • 円形脱毛症
Pediatrics

小児科

小児科

身体が成長中のお子様のための外来です。

小児一般診療、小児アレルギー、乳児検診、各種予防接種を中心に診療を行っております。新生児から15歳ごろまでが診察の対象です。

代表的な症状・疾患
  • 小児一般診療
  • 小児喘息
  • アトピー性皮膚炎
  • 流行性耳下腺炎
検査

RSウイルス迅速検査
インフルエンザウイルス迅速検査
溶連菌迅速検査
アデノウイルス迅速検査

Allergy

アレルギー科

アレルギー科

花粉症や食事性アレルギー、アトピー性皮膚炎を治療する外来です。

花粉やダニなどの吸入性アレルゲンによる症状がある場合には適応に応じて、アレルゲン免疫療法を行っておりますので希望される場合はご相談下さい。

代表的な症状・疾患
  • 花粉症
  • アトピー性皮膚炎
検査
  • 採血によるアレルギー物質の特定
  • パッチテスト
  • 皮内テスト
治療
  • 抗アレルギー薬の内服、外用の治療
  • ステロイド内服、吸入、点眼、点鼻薬
  • シダトレン、ミティキュアによる舌下免疫治療
Specialty Outpatient

専門外来ご紹介

専門外来は、月火水木金の午後、土曜日の午前の診療時間にて関口医師が担当いたします。
専門外来の受診ご希望の方は、診療時間をご確認の上、ご来院ください。

診療時間はこちら
Obesity

肥満外来

肥満外来

肥満に困っている患者さんの治療を行う専門外来です。

代表的な症状・疾患

肥満には単純にカロリー摂取が多く、カロリー消費が少ないために発症する単純性肥満だけでなく、内科的な病気から発症する肥満があります。内科的疾患による肥満がないか採血で検査を行い、異常がなければ単純性肥満と考え、運動療法、食事療法、内服治療をあわせた総合的な治療を行っていきます。

治療
  • 漢方、薬物による内服治療
  • 痩せるための運動療法の指導、食事療法の指導
  • リバウンド予防のための運動療法の指導
Headache

頭痛外来

頭痛外来

頭痛に関する専門外来です。

頭痛専門医の資格を持つ医師が、専門的に診断、治療を行います。問診を中心とし、近隣の医療機関と連携し、MRI、CTなど総合的に判断し治療します。

代表的な症状・疾患
片頭痛

片頭痛という名称の由来は頭の片側が痛むこととされています。たしかに左右どちらか片側に頭痛が起こる場合が多いのですが、実際には4割ちかくの片頭痛患者さんが両側性の頭痛を経験しておられます。片頭痛は前兆の有無と種類により「前兆を伴わない片頭痛」と「前兆を伴う片頭痛」などに細分類され、以前はそれぞれ普通型片頭痛、古典型片頭痛と称していました。

前兆は、頭痛より前におこる症状でキラキラした光、ギザギザの光(閃輝暗点)などの視覚性の前兆が多くみられます。その他、半身の脱力や感覚障害(しびれ感)、言語障害などの前兆もあります。通常は60分以内に前兆が終わり頭痛が始まります。漠然とした頭痛の予感や、眠気、気分の変調などは前兆と区別して予兆といいます。

片頭痛発作は通常4~72時間続き、片側の拍動性頭痛が特徴です。ただし非拍動性の片頭痛、両側性の片頭痛もあります。頭痛の程度は中等度~高度で日常生活に支障をきたします。また、階段の昇降など日常的な運動により頭痛が増強することも特徴のひとつです。悪心(吐き気)、嘔吐を伴うことが多く、頭痛発作中は感覚過敏となって、ふだんは気にならないような光、音、においに不快感を感じる方が多いようです。

片頭痛の診断は国際頭痛学会の診断基準を確認して行います。本邦では、成人の8.4%、つまり約840万人が片頭痛にかかっていると報告されています。

緊張型頭痛

緊張型頭痛は反復発作性(月に15日未満)と慢性(月に15日以上、6ヶ月以上)に分類されています。各々、頭部筋群の異常を伴うものと伴わないものに細分類されています。頭痛は30分から7日続き、圧迫されるような、あるいは締めつけられるような非拍動性の頭痛で、多くは両側性です。頭痛の程度は軽度~中等度で、頭痛のために日常生活に支障が出ることはあっても寝込んでしまうようなことはありません。

緊張型頭痛の原因としては、口・顎部の機能異常、心理社会的ストレス、不安、うつ、妄想や妄想概念としての頭痛、筋性ストレス、頭痛に対する薬剤乱用などがあげられます。

群発頭痛

群発頭痛は眼周囲~前頭部、側頭部にかけての激しい頭痛が数週から数ヶ月の期間群発することが特徴です。夜間、睡眠中に頭痛発作がおこりやすく、頭痛発作時には眼の充血や流涙、縮瞳と眼瞼下垂(まぶたが下がること)などの症状を伴うことが多いのも特徴です。

群発頭痛は、頭痛発作が群発することが頭痛名の由来ですが、現在では頭痛の性状と随伴症状に主眼がおかれていて、寛解期(頭痛がまったくおこらない時期)のないものを慢性群発頭痛といいます。

群発頭痛の発生率は人口10万人当たり9.8人と比較的少なく、一般の方は勿論のこと医師の間でもあまり認知されていないタイプの頭痛です。激しい頭痛発作で複数の病院を受診されてもはっきりと診断してもらえないことがあるようです。多くの群発頭痛患者さんは、正確な診断を受けるまでに数年以上の年月がかかっていると言われています。群発頭痛の知識を持っている医師は比較的容易に診断ができますので、類似の頭痛をおもちのかたは神経内科専門医を受診してください。

群発頭痛は20~30才代に多く約85%は男性とされていたのですが、最近の欧米の調査では男女差が縮小してきて女性の群発頭痛も稀ではなくなっているとされています。1回の頭痛発作は15分~180分続き、2日に1回~1日8回(大部分は1日に1~3回)の頻度でおこります。
(日本神経学会)

検査
問診

頭痛の症状、強さ、程度、頻度、部位、随伴症状、前兆など問診票に記入していただき、診断や治療を行います。

頭痛ダイアリー

頭痛の経過、状態を確認し、薬の効果の確認や診断や治療を行うために使用します。

MRI

必要と判断される場合、連携医療機関に紹介し、撮影してもらい診断します。

治療
片頭痛

片頭痛の治療は大きくわけて2種類あります。頭痛発作がおこった時になるべく早く頭痛を鎮めるための治療法を急性期治療(頓挫療法)といいます。もうひとつは頭痛がない日もあらかじめ毎日お薬を飲んで頭痛発作を起こりにくくし、また、頭痛発作が起こっても軽くすむようにするための予防療法です。発作回数が月に数回以内で、片頭痛発作による生活への悪影響があまりなければ急性期治療を中心にします。発作回数が多い場合や、生活への影響が強ければ急性期治療と予防療法を組み合わせて治療をします。

急性期治療(頓挫療法)には処方箋なしで購入できる市販薬も含め鎮痛剤が広く使用されています。2000年からはわが国でも、片頭痛の特効薬ともいうべきトリプタン系薬剤(スマトリプタン、ゾルミトリプタン、エレトリプタンなど)が使用できるようになりました。鎮痛剤の上手な使い方としては、頭痛発作のなるべく早期に使用することと、過剰に連用しないことです。連用により鎮痛剤誘発性頭痛といわれる別の頭痛がおこってきます。

片頭痛に特異的な治療薬としてはスマトリプタンをはじめとするトリプタン系薬剤が注目されています。現在(2002年末)、日本ではスマトリプタン皮下注、スマトリプタン、ゾルミトリプタン、エレトリプタンの経口錠が使用できます。いずれのトリプタンも頭痛の程度が強くなってからでも治療効果が期待できること、悪心・嘔吐、光過敏、音過敏などの随伴症状の改善も期待できる点がこれまでの他の薬剤より優れている点とされています。

今後解決すべき点として、24時間以内の片頭痛再発の問題と心疾患や脳血管障害のある患者さんは使用できないことなどです。医師の処方箋が必要な薬剤ですので、トリプタンの服用に関しては医師、薬剤師によくご相談ください。優れた治療効果を有するトリプタン製剤が本邦でも使用できるようになって片頭痛治療が変わりつつあるといえるでしょう。

中等度以上の片頭痛発作がある方はトリプタンを第1選択として試してみるとよいでしょう。ただし、トリプタンの効果や副作用は種類(ブランド)によって少しずつ異なるので、何種類かを試みて一番ご自分にあったトリプタンを選択するのがよいとされています。トリプタンの登場により片頭痛の効果的な治療ができるようになり、片頭痛による日常生活の支障やQOLの阻害は軽減できるようになりつつありますが、一方で、使用量が増加しトリプタンによる薬剤誘発性頭痛も報告されています。1ヶ月のトリプタン使用量としては10回以内を目安とすべきであるというのが、現時点での専門医の平均的な意見です。月に10回を超えてトリプタンを使用している場合には、予防薬を適切に併用してトリプタンの使用が月に10回以内ですむようにコントロールするべきです。ただし、特殊な片頭痛などで専門医の管理の元で一時的に10回以上使用することは問題ないでしょう。

多くの片頭痛患者さんがトリプタンの恩恵を受けられるようになってきているのですが、片頭痛患者さんの一部にはまったくトリプタンが効かない方がおられます。専門的にはトリプタンのノンレスポンダーと言いますが、トリプタンの恩恵が受けれない患者さんへの対策も検討していく必要があると考えています。血管収縮薬である酒石酸エルゴタミンは、トリプタンにとって変わられつつありますが、トリプタンノンレスポンダーには今後も重要な薬剤です。エルゴタミンは頭痛発作の初期に用いるほど有効率が高く、悪心があるような場合にはメトクロプラマイドやドンペリドンなどの制吐剤を併用するのがよいでしょう。

頭痛の発作回数が多い場合(月に4回以上)や、頭痛の程度が高度の場合、頓挫療法があまり効かない方は予防療法を併用するのがよいでしょう。また、片麻痺性片頭痛や、脳底型片頭痛、遷延性前兆を伴う片頭痛、片頭痛性脳梗塞など重大な神経障害をおこすおそれのある特殊な片頭痛の場合も予防療法が必要です。予防療法の治療目標は、頭痛発作の回数を半分以下に減少させて、頭痛の程度を軽くすること、頭痛の持続時間を短縮し、急性期治療薬の効果を増強して、頭痛による日常生活への影響を最小限にして活動性を改善することとされています。予防療法により頭痛発作が完全に抑制できることもあるのですが、完全に頭痛をなくすことを求めすぎるのはあまり得策ではありません。

予防療法にはCa拮抗薬やβ遮断薬といわれるや薬剤がよく用いられています。塩酸ロメリジン(ミグシス、テラナス)は片頭痛治療薬として使用されているCa拮抗剤です。その他ベラパミルやジルチアゼムもよく使用されています。β遮断薬ではプロプラノロール、メトプロロールなどがよく用いられています。難治性の片頭痛症の場合には、抗うつ剤、特にアミトリプチリン(トリプタノール)が好んで用いられています。慢性的な痛みのために抑うつ的になることがあるのですが、抑うつ状態でない慢性頭痛の場合にも有効であることが確かめられています。

緊張型頭痛

反復発作性緊張型頭痛には鎮痛剤が有効です。鎮痛剤の使用が月に数回程度の方は通常、予防薬の必要はありません。頓用薬として、筋弛緩作用を合わせ持つ抗不安薬(エチゾラム、ジアゼパムなど)を鎮痛剤と併用するとよいこともあります。

慢性緊張型頭痛では予防的に抗不安薬や抗うつ剤が用いられています。筋弛緩剤(チザニジンなど)の併用が有効な例もあります。緊張型頭痛における抗不安薬使用に関しては賛否両論あるのですが、いずれにしても長期連用はさけるべきとされています。

群発頭痛

群発頭痛の治療に際しては、まず患者さん御自身が群発頭痛について知識を得て理解すること(つまりは医療側からは十分な患者教育を実施すること)、頭痛発作時の対症療法と予防療法をうまく組み合わせて行うことが重要です。頭痛発作時の治療としては酸素吸入(マスクで純酸素7-10L/分、15分間)、スマトリプタンの皮下注射が効果的です。群発頭痛の発作に通常の鎮痛剤は無効です。酒石酸エルゴタミンも頭痛発作が起こってから使用してもほとんど効果がありません。

群発期には予防療法が必須です。頭痛発作はほとんど毎日繰り返し起こり、1回の頭痛発作は比較的短時間であるため、頓挫薬のみでは十分な治療が困難だからです。群発期初期の予防療法にはエルゴタミン、ステロイドが用いられています。睡眠中に頭痛がおこる場合には酒石酸エルゴタミンの眠前の内服が奏効します。ただしエルゴタミンとトリプタンは24時間以上の間隔をあけて使用する必要があるので注意が必要です。維持的予防療法としては保健の適応が未承認ですがベラパミルが最もよく使用されています。炭酸リチウムも有効とされていますが治療域が狭い薬剤なので高用量を使用する場合には血中濃度をモニターしておく必要があります。
(日本神経学会)

Dementia

認知症外来

認知症外来

一般的にものわすれに関する病気について専門的に診断、治療する外来です。

当院の特徴として認知症専門医の資格を持つ医師がおり、専門的な知識で診断、治療を行っております。

代表的な症状・疾患
アルツハイマー型認知症

最近のことを忘れてしまう近似記憶障害を中心とする疾患です。中でも、日々のエピソード記憶障害が特徴的で、一旦記憶した事柄も脳裏から離れると再び思い出すことが困難となります。

日常生活では、約束を忘れたり、物の置き場所が分からなくなったり、同じことを初めて話すかのように繰り返し話すことで気づかれることが多い。なだらかな進行を特徴としており、最近の記憶障害から物の名前、人の名前と順に記憶が失われていく傾向があります。

発話は比較的保たれ、流ちょうに話す傾向があります。また、この疾患の特徴として、短期記憶障害に加え、感情や意欲の障害、妄想、幻覚、徘徊、興奮などの精神症状や行動障害を伴うことが多いとされています。

脳血管性認知症

認知機能障害が突然発症したり、階段状に進行していく疾患です。脳の血管が詰まることによって、脳の障害が起き、その部分の症状が出ることが特徴的です。

よって、認知記憶障害が不均一やまだら状で記憶力や知的能力の低下があるが、判断力や病識は比較的保たれていることが多いです。診断は上記症状に加え、CTやMRIによる脳梗塞の証明によって行います。

レビー小体型認知症

認知機能障害に加え、幻視や体を動かしにくくなるパーキンソン症状を伴う疾患です。症状として具体的には、正常な社会および職業活動を妨げる進行性の認知機能低下を中心とし、いないはずの子供がベッドわきに立っているなどの具体的で詳細な繰り返す幻視、小刻み歩行、体の動かしにくさ、無表情などのパーキンソン症状を伴って発症します。

検査

当クリニックでは、もの忘れの鑑別のために

「HDS-R」「MMSE」「かなひろいテスト」

MRI、SPECT、MIBG、その他心理検査は連携医療機関に紹介し、検査を受けて頂き結果から総合的に判断しております。

治療
アルツハイマー型認知症

アリセプト、レミニール、メマリー、リバスタッチなど多くの種類が発売されており、病状によって種類や内服、貼付剤、ゼリーなど形態を変更して治療を行います。精神症状に対しては、興奮やうつ症状、易怒性など症状に合わせ、抗精神薬や抗うつ薬を検討し治療を行っていきます。

脳血管性認知症

原因となる高血圧に対する治療、頸動脈病変に対する治療、発症している局所症状に対する内服治療や認知行動療法を行っていきます。

レビー小体型認知症

認知機能障害に対するアリセプトなどの治療に加え、幻覚やパーキンソン症状に対する薬物治療を適宜行っていく治療が中心となります。

Flow

診療の流れ

1.受付

受付スタッフへ保険証と診察の内容についてお申し出ください。

2.待合

受付の順番に診察を行っております。先生からお声がかかりましたら、「診察室」へお入りください。

3.診察

患者様の状態をお伺いし、診療を行います。

4.お会計

診察代のご精算、処方箋をお渡しいたします。

Flow (Photo)

診療の流れの様子

1.受付へお越しください。

2.明るく笑顔でご対応いたします。

3.受付でご対応いたします。

4.診察券を、お持ちの方はご提出ください。

5.受付で診察券をお預かりします。

6.受付をいたします。

7.受付の順番を決めます。

8.受付表へのご記入をお願いいたします。

9.カルテの作成を行うため、問診票を書いていただきます。

10.先生からお声がかかりましたら、「診察室」へお入りください。

11.お会計をいたします。

12.診察代のお支払いをお願いいたします。

13.処方箋をお渡しいたします。

Flow (Dementia)

診療の流れ(認知症外来の場合)

1.受付

受付スタッフへ保険証と診察の内容についてお申し出ください。

2.待合

受付の順番に診察を行っております。先生からお声がかかりましたら、「診察室」へお入りください。

3.診察

3 - 1.問診 患者様の状態をお伺いいたします。3 -2.鑑別 物忘れの度合いを測る簡単なテストを行います。

4.検査予約

患者様のスケジュールに合わせて、検査予約をいたします。

5.お会計

診察代のご精算、処方箋をお渡しいたします。

6.検査 ~ 後日 ~ 

連携病院にて、検査をお受けください。

a
7.クリニックからお電話

後日、クリニックより検査結果が出た旨をお電話いたします。

8.再来院

先生より、検査の結果をお伝えいたします。